ぐれいと。

  『西遊記シークウェル』終演いたしました。 ~自分の気持ち編~

劇団空組第17回公演 × Artist Unit イカスケ vol.9ダブルネーム公演
『西遊記シークウェル』
無事終演いたしました。
ご来場いただいた皆様、共演者の方々、スタッフの皆様、
関係者各位、本当にありがとうございました。

201792 集合写真_170905_0001
初めての劇団さん、初めての二面舞台、初めてのアクション、初めてのダブルキャスト。
初めましてがたくさんあった現場だったので、ググッと経験値を積むことができたなぁという思いです。

特に「ダブルキャスト」という立ち位置は、
わたしの中でとても大きなものになっていて、
時に足枷となったり、時に背中を押されたりしました。

9/1(金)と3(日)に、同役の沙悟浄を演じた杉野叶依さんは、もう先輩も先輩で、
この方とダブルキャストだなんて恐れ多いことこの上ないことで。
同じフィールドで戦うなんて無理なのはわかりきっていたから、
芝居の創り方を別次元レベルで変えた。
でも、根本にあるものは一緒だったっていうのが、お芝居の面白いところ。

今から書くことは、書くべきじゃないことだとわかっているのですが、
どうしても馬鹿な自分っていうものを残しておきたくて、嘘なく書きます。




今回の稽古への打ち込み方は相当迷った。
わたしがいるせいで、共演者の方々に二度手間を踏ませているのは事実で、
申し訳なくて申し訳なくて謝ってばかりだった。
でもこの態度は、叶依さんに失礼すぎると気付き、割とすぐに改めた。

それでもやっぱり、ゲネプロ中は寂しくて悔しくて無力すぎて泣いた。
あんなに舞台上でみんなが頑張っているのに、
わたしは何で客席から見るしかできないんだろうと思い、それはそれは泣いた。
劇場が暗くて良かったなぁと思った。

そんな想いを抱えつつ、9/2(土)の沙悟浄のバトンがわたしに渡ってきた。
たくさん抱えてた。たくさん抱えてたからもう、全部出した。
技術とか経験とかかなぐり捨てて全部出した。
足りないところは全部先輩に助けてもらおうと思って全部出した。
普段ミスしないようなしょーもないミスをたくさんした。
けど、超スッキリした。のと同時に、やっと仲間の一員になれた気がした。
本当は最初からずっと仲間だったのに、わかってたけど、でもその時初めて、やっとそう思えた。

作中で、悟空に「死ね」って言われたり、
悟空と猪八戒に(自分に意志ではないにしろ)裏切られるし、
お師匠さんも心を痛めて自分の殻に閉じこもって、わたしの声は届かなくなってしまうし、
もうそれが自分と重なってしまって重なってしまって、
とあるワンシーンでありったけ想いをぶつけてしまった。

だから、全部終わって叶依さんの姿を見た時に人目もはばからずまた泣いた。
ちゃんと留守を守れたか。作品の中に生きることができたか。たくさん溢れてまた泣いた。
(その後、声がでかいから静かに泣けと、普通に怒られた。)

ハッキリ言ってしまうけれど、本当に本当に辛かった。
ダブルキャストが、じゃない。これはとっても光栄なことだった。
でも頭の端っこで小さな葛藤やプレッシャーがたくさんたくさんあって、
それは何となく人には言えなくて、何度も勝手に押しつぶされそうになった。
でも、それと引き換えにかけがえのないむちゃくちゃ大切なものを得た気分。

「もったいないよね」と、共演者の方々やお客様にお声がけいただくことが多かった。
そう思っていただけるだけでありがたいことだと思ったし、
もっと、演出の方に不安なく役を任せていただけるように、精進しなければ、と痛感もした。

わたしは公演が終わった後いつも思う。
もう2度とこんな思いしたくない。
今回も例に漏れずそう思った。

でもこれも毎回思う。
またみんなと会えたら良いな。
特別な現場だったからこそ、余計にそう思った。

だからわたしは舞台が大好きなんですね。マンパワー最高。うへ~。

こめんと

とうこう

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